およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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2017年6月25日日曜日
続フシギな短詩133[中村安伸]/柳本々々
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殺さないでください夜どほし桜ちる 中村安伸 俳句と悲しいについて書いたので、少しそれを押し進めて俳句と傷のようなものについて書いてみたい。 私が俳句と傷について考えるようになったのは、『俳句新空間』の外山一機さんの時評を読んでゆくうちに、である。読み進めていくう...
2017年3月3日金曜日
フシギな短詩89[竹井紫乙]/柳本々々
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階段で待っているから落ちて来て 竹井紫乙 竹井紫乙さんの川柳のなかでは、誰かと、誰でもいいのだけれど、誰かとつながることは〈身体感覚〉そのものではないかと思うことがある。 たとえば掲句。「待っているから落ちて来て」という。「待って」くれてはいる。しか...
2016年3月11日金曜日
フシギな短詩7[中山奈々]/柳本々々
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絆創膏外す大きな春の夢 中山奈々 前回は関悦史さんの〈傷〉の句で終わったが、〈傷〉といえば中山奈々さんの一連の俳句には〈傷〉があるとわたしは思う。 たとえば、掲句。「絆創膏」を貼っていたのはもちろんそこに〈傷〉があったからだ。「絆創膏」を「外す」のだから〈傷〉...
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