およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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時実新子
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2017年6月4日日曜日
続フシギな短詩123[柳本々々]/柳本々々
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ジャイアント馬場それも霊体がマーライオンを通過する 柳本々々 以前、ある川柳のイベントで話をするとして十句選を提出してくださいと言われ、私は次の十句を提出した。 (テーマ【世界の終わりと任意の世界】) みんな去って 全身に降る味の素/中村冨二 頷...
2017年1月17日火曜日
フシギな短詩76[八上桐子]/柳本々々
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はなびらを噛んでまぶたのすきとおる 八上桐子 神戸新聞において元旦から「時実新子没後10年」として「新子を読む 新子へ詠む」という連載記事があったのだが、第一回目は八上桐子さんだった。 八上さんは新子さんの 花びらを噛んでとてつもなく遠...
2016年12月13日火曜日
フシギな短詩66[時実新子]/柳本々々
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菜の花菜の花子供でも産もうかな 時実新子 新子さんにこんな句がある。 おまえたまたま蜘蛛に生まれて春の中 時実新子 「おまえたまたま蜘蛛に生まれて」にあるのは絶対的な生を「たまたま」として相対化するまなざしだ。 「たまたま蜘蛛に生まれ」ただ...
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