およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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2017年9月7日木曜日
超不思議な短詩203[竹山広]/柳本々々
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二万発の核弾頭を積む星のゆふかがやきの中のかなかな 竹山広 穂村弘さんの解説がある。 「核弾頭」と「ゆふかがやきの中のかなかな」が共存する世界に我々は生きている。 (穂村弘『近現代詩歌』) 先日放送されたNHKの「SWITCH インタビュー 達人...
超不思議な短詩202[土屋文明]/柳本々々
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子供等は浮かぶ海月に興じつつ戦争といふことを理解せず 土屋文明 1935年の歌。 時代と社会の動きを捉えようとする目を感じる。「子供等」の「海月に興じつつ」には、無邪気さの中に不穏なイメージがある。大人等は戦争を理解していたのだろうか。 (穂村弘『近現...
2017年2月24日金曜日
フシギな短詩87[富野由悠季]/柳本々々
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悲しいけどこれ戦争なのよね 富野由悠季 ガンダムをつくったアニメ監督・富野由悠季さんには独特な言い回しからなる「 富野ゼリフ(富野節) 」というものがある。 たとえば映画『劇場版 機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙(そら)編』のなかでジオン公国軍の...
2016年11月25日金曜日
フシギな短詩61[新海誠]/柳本々々
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思いつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを 小野小町 ※今回は映画『君の名は。』のネタバレを含みます。 日本文学者の木村朗子さんは新海誠さんの映画『君の名は。』を「時空を超えて結び合う物語」とした上で、「古典文学の世界に馴染みのあるテーマだ」と述べ...
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