およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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2017年9月11日月曜日
超不思議な短詩212[宮柊二]/柳本々々
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ひきよせて寄り添ふごとく刺ししかば声も立てなくくづをれて伏す 宮柊二 穂村弘さんの解説がある。 「ひきよせて」は、戦闘の一場面と読める歌。感情語を排した動詞の連続が緊迫感を伝える。 (穂村弘『近現代詩歌』) 穂村さんの「動詞の連続」という指摘が面...
2017年8月20日日曜日
続フシギな短詩167[楳図かずお]/柳本々々
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へび少女へをしたとたん美少女に 楳図かずお NHKの対談番組『SWITCHインタビュー達人達 楳図かずお×稲川淳二』において、漫画家・楳図かずおと怪談家・稲川淳二がこんなふうに話している。 楳図 笑いが先なのか、恐怖が先なのかわからない。 稲川 た...
2017年8月18日金曜日
続フシギな短詩162[川柳少女]/柳本々々
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そういえば私玉ネギだめだった 川柳少女 『川柳少女』という四コマ漫画があるのだが、柄井高等学校に通う雪白七々子という女子高生が主人公になっている。 特徴的なのは五七五系女子である彼女が川柳を介してしか他人とコミュニケーションがとれないことである。彼女はひとことも...
2017年6月24日土曜日
続フシギな短詩132[曾根毅]/柳本々々
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立ち上がるときの悲しき巨人かな 曾根毅 ちょっと月波与生さんの川柳で、川柳と悲しみについて考えてみたので、俳句と悲しみについても考えてみよう。 月波さんの川柳は〈わたし〉が悲しがっていたが、まるで川柳と俳句の違いを示唆するかのように今回の俳句では巨人を〈みるひと〉...
2016年9月30日金曜日
フシギな短詩45[荒木飛呂彦]/柳本々々
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五・七・五になっているセリフ 荒木飛呂彦 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の著者である荒木飛呂彦さんは、自らの創作方法を語った『荒木飛呂彦の漫画術』の「導入の描き方」において次のように語っている。 最初の一ページにどんなセリフが来れば次のページも読みたくなるのか、考...
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