およそ日刊「俳句新空間」

-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保

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2015年6月26日金曜日

黄金をたたく21 [松岡貞子]  / 北川美美

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風に吹かれて蜘蛛来るあなたの耳もくる  松岡貞子 耳は詩になる身体部分なのだろう。私の耳は貝の殻…のあの一節を思い、そう思う。 Mon oreille est un coquillage Qui aime le bruit de la mer  ( Jean C...
2015年2月16日月曜日

黄金をたたく12 [三橋敏雄]  / 北川美美

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かもめ来よ天金の書をひらくたび  三橋敏雄 輝かしくそして勇気づけられる一行の詩。七十年を経てもまったく古びない言葉の贈り物。 原句は昭和十二年四月「句と評論」に入選の〈 冬ぬくき書の天金よりかもめ 〉が初出。このとき敏雄十六歳。その後掲句の姿に改作の後、昭和十六年刊...
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