およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
ラベル
夏目漱石
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
夏目漱石
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2017年10月11日水曜日
超不思議な短詩236[星野源]/柳本々々
›
夫婦を超えてゆけ/2人を超えてゆけ/1人を超えてゆけ 星野源 最近星野源の「恋」の歌詞「夫婦を超えてゆけ/2人を超えてゆけ」について考えていて、これは漱石『門』の、 宗助と御米とは仲の好い夫婦に違なかった。いっしょになってから今日(こんにち)まで六年ほど...
2017年9月1日金曜日
続フシギな短詩191[金子兜太]/柳本々々
›
きょお!と喚いてこの汽車はゆく新緑の夜中 金子兜太 さいきん小澤實さんと中沢新一さんの対談集『俳句の海に潜る』を読んでいるのだが、対談は最終的に〈俳句におけるアニミズム〉の話に流れ着いていく。 そこで興味深かったのが、肉体/魂という二項対立を意識してしまったらも...
2017年8月28日月曜日
続フシギな短詩183[河野裕子]/柳本々々
›
手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が 河野裕子 河野裕子さんで有名な歌に、 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 河野裕子 という歌があるのだが、すごく「君」への求心力が強い歌だ。〈例え〉として話し...
続フシギな短詩182[芦田愛菜]/柳本々々
›
ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 ……なんだったかな下の句 芦田愛菜 『徹子の部屋』のゲスト芦田愛菜さんの回をみていたら、いま中学校で百人一首が流行っているという。黒柳徹子さんから、好きな歌あります? と聞かれ、芦田さんがすらすら暗唱したのが、 いにしへの...
2015年2月5日木曜日
貯金箱を割る日 15[夏目漱石] / 仮屋賢一
›
初夢や金も拾はず死にもせず 夏目漱石 初夢だからといって、特別おめでたい夢を見るかといえばそうでもない。いつものように、訳の分からない夢だったり、現実と混同してしまうようなリアルな夢だったり、そもそも夢を見たかどうかすらあやふやだったり、そんなもの。でもそういう、日...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示