およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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大井恒行
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2016年2月8日月曜日
またたくきざはし 7 [大井恒行] 竹岡一郎
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水の村魚とりつくし魚佇つ冬 大井恒行 「水の村」とあるから、水郷なのだと思う。海辺の村ではあるまい。「水」と「とりつくし」の語から、「水涸る」という季語も連想される。水源地の積雪や氷結のために川沼の水量が減る現象である。季は冬であるから、水の村は当然、水量も減...
2015年7月20日月曜日
またたくきざはし2 [大井恒行] / 竹岡一郎
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怒髪は焼け衡は焼けて透ける耳のみ 大井恒行 判らぬながら、美しい夕焼けの如き情景が浮かぶのは、「透ける耳のみ」によると思う。「衡」は何と読むのか。音読みで「コウ」と読むのか、訓読みで「はかり」か「くびき」か、秤によって量られることを頚木と思う憂さがあって、二重の意味...
2015年7月13日月曜日
またたくきざはし 1 [大井恒行] / 竹岡一郎
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椀に降る牢獄(ひとや)ながらの世は初雪 大井恒行 「世の」ではなく、「世は」であることが眼目であろう。この助詞のずらし方により、この世と初雪の位置が重なり、下五において句が飛躍的に広がる。牢獄のような濁世の儚さを端的に喩えているのであるが、同時に、作者にとっては未だに...
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