およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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杉山久子
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2023年10月28日土曜日
DAZZLEHAIKU73[杉山久子] 渡邉美保
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こつとんと月見の舟のすれちがふ 杉山久子 「こつとん」のかそけき音のみが聞こえる。そのあとおとずれる何とも言えぬ静寂な空気。ここは一体どこなのか。 すれ違う月見の舟には誰が乗っているのだろうか。 「月見の舟」という言葉から、中秋の名月か、あるいはその前後。都塵を離れた静かな湖...
2017年10月22日日曜日
DAZZLEHAIKU13[杉山久子]渡邉美保
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縞縞の徹頭徹尾秋の蛇 杉山久子 琵琶湖周辺の里山を歩いているとき「蛇がいる」という声を聞いた。近寄ってみると、縦縞の蛇が草の中に横たわっていた。人の足音や人声にも動く気配がない。ぱっちりと開いた目の周りには、蠅が集っている。その蛇は死んでいた。 掲句、「徹...
2015年10月9日金曜日
黄金をたたく23 [杉山久子] / 北川美美
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秋天やポテトチップス涙味 杉山久子 ポテトチップスは身近な乾き物(といってよいのか)である、口淋しいときにポテトチップスが小腹を満たしてくれる。こだわりのある作者であれば、ポテトチップスの新作味は相当試されているのではないかとすら想像できる。男梅味、夏塩風味、BBQ、...
2015年9月27日日曜日
今日のクロイワ 30 [杉山久子] / 黒岩徳将
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手が伸びて昼寝の子らをうらがへす 杉山久子 日焼童子洗ふやうらがへしうらがへし 橋本多佳子 を思い出した。 手が伸びて という措辞からは、あたかも自分の意志ではない動作だということを思い出させる。多佳子句と比べて、複数の子を「うらがえす」という書き方が異なってい...
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