およそ日刊「俳句新空間」
-BLOG俳句新空間‐編集による日替詩歌鑑賞
今までの執筆者:竹岡一郎・仮屋賢一・青山茂根・黒岩徳将・今泉礼奈・佐藤りえ・北川美美・依光陽子・大塚凱・宮﨑莉々香・柳本々々・渡邉美保
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2017年9月9日土曜日
超不思議な短詩209[小野茂樹]/柳本々々
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あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ 小野茂樹 たくさんで、それでいて、たったひとつの表情をしろ、という不思議な歌だ。ヒントは、「あの夏」だ。この「あの夏」を知っている人間は、その矛盾した複雑な表情ができるのだ。たぶん「した」ことがある人間だから。こ...
2017年8月28日月曜日
続フシギな短詩182[芦田愛菜]/柳本々々
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ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 ……なんだったかな下の句 芦田愛菜 『徹子の部屋』のゲスト芦田愛菜さんの回をみていたら、いま中学校で百人一首が流行っているという。黒柳徹子さんから、好きな歌あります? と聞かれ、芦田さんがすらすら暗唱したのが、 いにしへの...
2016年11月3日木曜日
フシギな短詩54[小津夜景]/柳本々々
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サイダーをほぐす形状記憶の手 小津夜景 いや、こんなふうに考えてみよう。どうして語り手は「サイダーをほぐす」ことができたのかを。 サイダーは飲み物なのだからまぜることはできても「ほぐす」ことはできない。「もつれてかたまったものをとく」ことが「ほぐす」なのだか...
2016年10月18日火曜日
フシギな短詩50[ミムラ]/柳本々々
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チッという音の棘だけ抜けなくて舌打ち女性を枕に浮かべ ミムラ ミムラさんの連作「記憶を浚うとふと底にざらつく、日々の澱」は音にあふれる連作である。 パサついた昨日のパンに噛りつく再燃涙に珈琲まずい ミムラ 雨受けて川面に雫さんざめく合羽のフード...
2016年7月12日火曜日
フシギな短詩25[木下龍也]/柳本々々
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幽霊になりたてだからドアや壁すり抜けるときおめめ閉じちゃう 木下龍也 木下さんが描く幽霊はいつも〈いきいき〉している。たとえば、 ザ・ファースト・クリボー無限回の死を忘れて無限回の出撃 木下龍也 リクルートスーツでゆれる幽霊は死亡理由をはきはきしゃべ...
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